ネットショップを開業するには?基礎知識と必要なもの
ネットショップの基礎知識
ネット通販全盛期の今、これからネットショップを開業しようと思う人も多はずです。
企業から個人まで、規模の大きさは違うものの誰でも始められるのがネットショップの強みでもあります。
ネットショップとはECサイトともほぼ同義語で使われており、同じく電子商取引が可能です。
そんなネットショップは現在どれくらいあるかご存知でしょうか?
無数にあるネットショップについて、EC業界の全体像を確認することができる、ecc Labが調査した統計を見てみましょう。
【モール系ネットショップの割合】
モールの店舗数合計は74万7,658店舗である。Yahoo!ショッピングは64.3%、Amazon Japanは23.8%、楽天市場が6.0%を占め、この上位3モールでモール全体の94%を独占していることになる。
引用元:国内のECサイト・ネットショップは一体何店舗稼動しているのか?│eコマースコンバージョンラボ
ネットショップと言えば、Yahoo!、Amazon、楽天と誰が思う通り、やはりこの3社が独占している状態ですね。
2017年のデータではあるものの、ここまでYahoo!ショッピングが占めているとは思っていない人も多いと思いますので、驚く人も多いかもしれません。それだけ大手のネットショップには固定ユーザーがいると言えるでしょう。
それでは次からは、ネットショップ業界でやっていくための開業方法について紹介して行きます。
これからのネットショップに必要なもの
ネットショップのよいところは、誰でも簡単に開業できるという点です。
今やネットショップ専用のレンタルサーバーもたくさんありますから、自分が売りたい商品やその規模に合わせて自由にカスタマイズをしていくことができます。
ただしその一方で、簡単に開業できるからこそ競合も多く、ただ開業をしただけで自動的にお客さんが集まってくるといった単純なものではありません。
実際のところ、大手通販企業も相当にしのぎを削り合ってネット上の宣伝活動をしているので、よほどの強みを持たないと定期的な利益をあげられる活動は難しいでしょう。
また、簡単に開けるからといって簡単に辞められるとは限りません。
仮に思うように集客ができなかったからといって、無責任に取引を一方的に辞めてしまっては詐欺として訴えられる可能性もあります。
金銭のやりとりをする以上、きちんと責任を持って契約を履行する覚悟が必要です。
その点は実際に店舗を構えて行う営業と、全く変わりはありません。
ネットショップを開くために必要な契約
ネットショップを開業すること自体のハードルは低くなりましたが、それは単にお店を用意できやすくなったというだけのことですので、あくまでも「何を売るか」「どう売るか」ということの方が大切になると思った方がよいでしょう。
まず「売りたいもの・サービス」をまとめたら、次にネットショップを開業するための契約をしていきます。
具体的にはまず自宅もしくは職場から、安定的にインターネットに接続できる環境を整えます。
次にネットショップを置く場所となるレンタルサーバーの契約をします。
このレンタルサーバーは通常の自由度の高い領域のみをレンタルする場合と、あらかじめネットショップのテンプレートがレンタルできる場合とがあります。
全く初心者としてネットショップ経営をするなら、まずはテンプレート付きのものでも良いかもしれません。
契約をしたら実際の商品を購入するための「買い物かご」のシステムを整えます。
その際には支払い方法について(代引き、振込、クレジットカード、ペイジーなど)どこまでを対応するかを決めて、必要な決済についての契約を別途行いましょう。
あとは実際にサーバーに公開をして、お客さんが買い物をしてくれるのを待つことになります。
集客力を高める
繰り返しますが、ネット上では誰でも簡単にお店が開けてしまうことから、非常に数多くのネットショップが存在します。
このときショップ内のSEO対策やリスティング広告などを全くしていないと、まず誰も閲覧しに来てくれないと思った方がよいでしょう。
ネットショップを運営していくために最も重要なのはこの集客で、どういったアプローチで人を集めていくかは、無数の方法があります。
さまざまな通販サイトも参考にしてみましょう▷https://tsu-dayo.com/mail-order-site/