ネットショッピング依存に陥らない為のコツ

買い物依存症はネットショッピングでも起こります

人の心に起こる症状の一つ「依存性」ですが、これは特定の対象に対して強い執着を持つことによって起こるものです。

依存症の対象となるものとしては「アルコール依存症」や「ギャンブル依存症」といったものが代表的ですが、他にも女性に多い症状として「買い物依存症」があります。

「買い物依存症」とは、いわば物質によって心を満たそうとする時に起こる症状であり、収入を大幅に上回るような大きな買い物を平気でどんどん行うようになるのです。

なお「買い物依存症」になりやすいタイプとしては、「女性」であるということの他、「真面目」であったり「人に甘えるのがヘタ」「人から注目を集めたい」「自己評価が実は低い」「孤独を感じやすい」といったことが挙げられます。

こうした性格的な要素を持つ人が、日常生活で強いストレスを感じた時に、買い物によって心のスキマを埋める買い物依存症になりがちです。

通常の買い物依存症の場合、高価なハイブランドショップに行くと店員さんが非常に丁寧にもてなしてくれることから、そうしたチヤホヤ感が欲しくてついついまた足を運んでしまうということがあります。

しかし接客を受けないネットショッピングであっても、その手軽さから高価な品物をポンポンと買ってしまうという、実店舗とはまた違った優越感があります。

ネット依存とネットショッピング依存は似ているところがあり、ネットサーフィンをしていてお得な製品を見つけたり、他の人が自慢をしている写真を見たりすると衝動的に購入に走ってしまうのです。

ネットショッピング依存の気がある人はクレジットで買い物しない

今やネットショッピングの大半で使用できるクレジットカードですが、もしネットショッピング依存になる危険性がある人は、あえて使わないという選択をすることをおすすめします。

ネットショッピング依存の人の場合、大きな買い物をするほどスーッと気持ちが晴れる気になるので、限度額が高いクレジットカードは大変に危険です。

特に最近のクレジットカードはショッピング枠を大きくしていることが多いので、気がつけば毎月のように限度額ギリギリなんていうことも起こってしまいます。

意外にネットショッピングをしていて月にいくら使ったかを視覚的に把握できると、それほど衝動的な買い物はしにくくなります。

ですので銀行をショッピング用の振込口座として作ったり、デビットカードや電子マネーであらかじめその月に使えるお金を限定させてしまうことで、衝動的に大きな買い物をすることを防げます。

一番悪いのはキャッシング枠を使い切ったあと、その返済に別のキャッシングをすることなので、極力キャッシング機能を使わないようにしてください。